
LIVE REPORT
2024年のSUGIZOの初ライヴは、SHAGによるSUGIZOライブ史上最小ステージで幕を開けた。
新年特別企画として“TINY JAM 2024”と称したSHAGミニマム編成での本ライブは1月6日(土)、7日(日)の二日間、「ワンダーウォール横浜」という歴史あるジャズクラブで開催された。
SUGIZO / KenKen / 別所和洋 / 松浦千昇 の4人でのミニマム形式(初日のみゲストに類家心平(tp.)が参加)とはいえ、「35席で満席」という今までにないサイズ感の会場。
最前列の方は手を伸ばせばSUGIZO氏と乾杯できてしまうのでは?という距離感で、BassのKenKenにおいては、最前テーブルのお客様のドリンクをあやまって(確信犯?)飲み干してしまうほどの超至近距離・0m状態であった。
そんな、ファンのほうが正面を向けずに緊張してしまう空間ではあったが、SUGIZO氏からの新年の挨拶、ならびに乾杯とともにリラックスした雰囲気でセッションがスタート。
1曲目は、おなじみの「Revellmusik」。
GIBSON ES 335から繰り広げられるクリーンで小気味よいカッティングを中心とした約11分間の掛け合いで幕をあけた。